昭和のエロス ビニ本

やはり現代と昭和で比較したくなるのが「エロ」の世界。地上波でもおっぱいポロリが当たり前のように放送されていた時代です。それでも性器どころか、アンダーヘアーが露出しているだけで、御法度とという変な時代でもありました。無論ご存じのとおり今でも性器が露出している本、ビデオなどは風営法で御法度の対象ですが、インターネットで海外の業者により海外から配信されている動画の視聴はOKというから意味が全くわかりません。なぜに規制をかけないかも摩訶不思議です。まあ、日本中の警察官もお世話になっているからなんでしょうか・笑。

そんなインターネットもない昭和時代では男女の性器にモザイクや墨塗りなどの修正が入ったものが当たり前でした。モザイクには目を細めて見たり、墨塗りは光にあてて見たりと、なんとか見えるのではないかという無駄な努力をするわけですが、なんとなく見えてくるように感じるから不思議です・笑。(その労力をもっと別のことに使えばよいとわかっていても本能にはかないません)

そんな中、無修正のエロ本というものも存在していました。裏本です。当然、公には御法度でしたが、池袋や新宿の歌舞伎町あたりのアダルトショップやエロ本屋にて当時こっそりと販売されていました。もちろん販売しているのは裏社会に関係している輩たち。店内の表だったところには置いておらず、警察にばれないように裏からこっそりと出してくる。そしてその一冊一冊は、ビニール袋に入っているという、そうこれが「ビニ本」という言われです。表紙は見れても購入するまで中身は見れない、それがビニ本なのだ。

世の中にアダルトビデオというものが主流となった時代には、AV女優なる「えーこんな綺麗な女子が!」と驚いたものですが、初期のビニ本時代はそんな綺麗に女性はほとんどいません。もう40歳くらいのおばさんがセーラー服を着て、「処女喪失」なんていうタイトルのビニ本の表紙を飾っていました。それでも無修正という誘惑に喜んでお金を払う男たち。

しかしながら、購入してから自宅にもどってビニール袋から本を取り出して中身を確認するまで、それが本当に無修正の裏本か単なるエロ本かわかりません。中には騙されて単なるエロ本にお金を費やした輩もいたと思います。無論、クレームにもどったところで「そんな違法なものを扱うわけないやろー!」とドスのきいた声で言われたらなすすべもありません。

そして中には、表紙には若い女の子がいやらしいポーズをとっており、中をあけてみるとM字開脚をしたおばさんモデルのオンパレードなんてこともありました。されど裏本、「ばばあ〜、ふざけんなよ!」と、文句をいいつつも本能にはかないません。しっかりと抜くところは抜いていたりしたものです。

昭和50年代からはビデオデッキやビデオカメラが浸透し、ビニ本から裏ビデオへと時代は流れていき、ビニ本マーケットは徐々に収束していくことになります。外部の印刷会社を使わずに手弁当で制作できるということも大きかったと思います。

モロ見えの裏物や今のネット上のエロ動画もいいですが、歳を重ねると見えそうで見えない、チラ見といった方が楽しいように思えてきたりもしますしね・・・・。



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